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 マイクロ波放射イミュニティ試験システム



試験周波数範囲 1~18GHz
アンテナと被測定物の距離 2mにて、発生電界強度200V/m
マイクロ波パワーアンプとホーンアンテナー体型システムのため、伝送損失を抑え効率良く強電界を発生
メルセデス社・BMW社をはじめ多くのヨーロッパ自動車メーカ・関連企業に納入実績あり
GPIBにより自動制御・連続試験が可能 (電波暗室内は光ケーブルにて通信)
Windowsソフトウェアを組合せた自動試験システムも用意
周波数範囲や発生電界強度は、 用途にあわせて変更可能

最近の自動車の特徴的なことは、大量の電子システムを搭載していることにあり、その安全性を確保するための技術的な課題も増大しつつあります。 このような背景に加え移動体通信の急速な普及により、電子システムの評価にはますますEMC (電磁適合性) が重要な意味を持つようになってきました。 環境に許容範囲を超える高い妨害レベルの電磁波がなく、また、製品 (自動車等) が許容範囲内の電磁信号レベルに抑えられている場合に電磁適合性があるとみなされます。

自動車のEMC評価については、故意か否かを問わず、強い電磁波の発生源 (例えばレーダー装置) について特別な対応が必要であり、現場では送信装置を通過する時にしか個々の周波数と電界強度レベルを診断できないため、現実的には電波暗室において電界 強度試験を実施する必要があります。 少し前までは、試験時の周波数範囲は 1GHzまでで十分だと考えられていましたが、今日では既に各種通信システムやレーダーの電界の影響も試験可能とするために、18GHzまでの周波数範囲 が必須条件となってきています。 この周波数範囲では車体の開口部と隙間に高品質の同調アンテナが形成されるため、試験の際には適切なアンテナを使用して自動車に対しさまざまな方向から電 磁波を照射し、影響を受けやすいところがあれば検出しなければなりません。

本試験システムは、電波暗室内にて1~18GHzの周波数範囲において、約2m離れたところから200V/mの電界強度を発生させることのできる放射イミュニティ試験システムです。



本試験システムは、3つの広帯域ホーンアンテナ、3台のマイクロ波パワーアンプ、および1台の信号発生器で構成。 パワーアンプは車輪付き移動用ラックの中に組込まれ、光ケーブルによる遠隔制御によって操作されます。
各周波数範囲用のホーンアンテナ (FSA GmbH社製) は、短くて損失の少ないケーブルを使って各パワーアンプに接続し、これらのパワーアンプは定格出力250WのTWT (Traveling Wave Tube) アンプを使用しています。