トータル・ネットワーク・コンサルティング・サービス
|
| ■ ケーススタディ/5.NTTコミュニケーションズ株式会社 様 |
Chariotによるネットワーク・パフォーマンス・テストでVoIP導入 ■ NTTコミュニケーションズ株式会社 様 会社紹介 ーション」「ユビキタス-NWマネジメ ント-」「セキュリティ」「グローバル」の4つのコアバリュー(柱)を軸 に、ユーザーのIPマイグレーションをトータルに支援する“グローバルIPソ リューションサービス”の提 供を目指している。 ■ 測定対象の概要 日~17日)を行いました。対象となった のは、同社が全国に配置している取材活動の拠点となる支社 ・支局の48拠点です。今回のネットワーク調査では、ネットワークの状況を調査し、現状のネット ワーク でVoIPを使用することが可能か、また適切なパフォーマンスが出るかどうかを客観的に評価いたしまし た。 ネットワークのパフォーマンスを基本的な部分で調 べておかなければなりません。そこで、計測機器メ ーカならではのご提案をしていただいた東陽テクニカさんに“Chariot”での測定を依頼することにし た 次第です」。 NWソリューショングループ主査・上山 祐治 氏)。 ーマンスを測定するソフト ウェア型のツールです。2台のPC間で擬似的にRTPパケットを送り合い、 VoIPの音声品質に大きく影響する遅延やパケットロスを計測します。IP電話 の番号取得の品質基準と なるR値のパラメータを算出することが可能になり、最大で1万セッションまでエミュレートできます。それ らの数値の集計方法に G.107のE-Modelが使われており、実際のR値を算出するための全てのデータ が測定できるわけではありませんが、個々にパラメータを揃える作業に 比べれば、かなりの負荷の軽 減を見込めます。 なため、他の品質評価数値から割り出す仕組みでR値を 出力しようというものです。特にVoIPを使った アプリケーションの運用テストに最適で、テスト結果に応じてネットワークの帯域幅や回線数を増やすな どの対策が可能になります。ネットワークを最適化するためのパフォーマンスベースライン測定とネットワ ーク変更の検証、VoIPネットワークのパフォーマンス 測定、VoIP導入前のネットワークの事前評価、WiFi テスト(ワイヤレスLAN相互接続性のテスト)などを行えます。 んだネットワークについてです。(※図参照)各拠点に Chariot Endpointの端末を設置し、各拠点間で メッシュ上にRTPデータを送信します。各拠点間では双方向にデータを送信します。また、1回の測定は 図のよ うに合計20本のコネクションで行いました。測定条件については、1回の測定時間は2分半で、 測定間隔は20分。合計の測定時間は24時間になります。測 定したパラメータは、「遅延」「ジッター」「パ ケットロス」及び「R値」の4つで、測定対象はNTTのネットワークです。 安心してユーザーに提供することはできません。ですから、Chariotでしっかりと測定していただき、数値 データを把握したいと思ったのです」(上山氏)。
■ 測定結果 今回、行われたデータを見ると、全体的にネットワークの品質は良く、ネットワーク上でVoIPを使用して も全く問題がないことが判明しました。さらに、今回の測定では1日の測定において数回程度で、パケ ットロスはほとんど見られませんでした。 区間ごとにみていくと、「府中―東京間」では、遅延が約2~4ミリ秒で、揺らぎは約1ミリ秒以下でR値は ほぼ80を保っていました。 「府中―大阪間」では、遅延が約4~6ミリ秒、揺らぎは約1ミリ秒以下で回線は非常に良好でした。遅延 のグラフにおいて午後7時~午後11時ごろにピークが見られます。 「府中―北海道間」では、遅延が約13ミリ秒で推移し、揺らぎが約1~1.2ミリ秒で推移し、R値はほぼ80 を保っていました。 「府中―北陸間」では、遅延は約10ミリ秒、揺らぎは約1ミリ秒であり、回線は良好でした。遅延のグラフ において値がゼロ及び約60ミリ秒になっている時間帯がありましたが、これは北陸のパソコンのスペック に原因があると考えられます。R値はほぼ80を保っていました。 「東京―大阪間」では、遅延が約10ミリ秒で推移し、午前3時~午前5時ごろにかけて遅延のピークが 見られました。揺らぎは約1ミリ秒以下で、回線は良好でR値はほぼ80を保っていました。 「東京―北海道間」では、遅延が約10ミリ秒、揺らぎは約1ミリ秒で、回線は非常に良好でR値はほぼ 80を保っていました。 「東京―北陸間」では、遅延が約10ミリ秒以下、ジッターは遅延が約1ミリ秒以下で推移していました。 遅延のグラフにおいて値がゼロ及び約60ミリ秒になっている時間がありますが、やはり北陸のパソコン のスペックに原因があるものと見られます。 「大阪―北海道間」では、遅延が約15ミリ秒以下、揺らぎは約1ミリ秒以下で、回線は良好でした。R値 はほぼ80を保っていました。 「大阪―北陸間」では、遅延が約10ミリ秒以下、揺らぎは約1ミリ秒以下で、回線は非常に良好でした。 遅延がゼロ及び約70ミリ秒以下になる点は、やはり北陸のパソコンのスペックによるものと思われます。 R値はほぼ80を保っていました。 最後に、「北海道―北陸間」では、遅延が約20ミリ秒以下、揺らぎは約2ミリ秒以下で、回線は非常に 良好でした。 また、遅延がゼロ及び約70ミリ秒になる点は、大阪―北陸間と同様の理由によるものと思われます。 R値はほぼ80を保っていました。 以上の結果から各区間において、遅延、ジッター、パケットロス等のパラメータに関しては非常に良い 数値が出たことで、ネットワークをVoIPに使用しても問題ないことが裏付けられました。 「今回の測定には、実際の数値評価が悪ければ、VoIPサービスの導入は見送るつもりで臨みました。 そうした意味では、結果的に好数値が出たことによるゴーサインは期待通りだったと言えると思います 」(上山氏)。 東陽テクニカは、測定機器ベンダーとして各種の多用な測定機器を取り揃えています。 「LANRescuer」サービスは、お客様の要望に応じて専門スタッフが個々に対応し、ネットワークシステム のパフォーマンスの現状を把握して最適なソリューションを提供していきます。 ![]()
|







