Version 4.1 リリースノート
| インストレーション |
ユーザデータの自由な配置
NVGateソフトウェアは、C:\Program filesディレクトリにインストールされます。しかし、この配置はデータ管理には適していないので、各データ形式のパスをユーザ定義できるようにします。
各パスは“NVGate Environment”アプリケーションの一般タブで定義されます。
データパスのデフォルトルートはC:\OROS\NVGate Dataです。アップデート時には以前のパスが記憶されます。ユーザはこれらを変更しても構いませんし、以前の場所(C:\Program files\OROS\OR3X)から新しい場所へデータをコピーしても構いません
どのようなパスでも構いません。但し、ネットワークパスを指定した場合にはNVGateのパフォーマンスが落ちます。
自動イーサネットセットアップ
ソフトウェアのインストレーションはそれほど簡単ではありません。NVGate Ver4.10ではイーサネットIP設定をNVGate Environmentアプリケーションで自動的に行われます。
インストール中に次のダイアログが表示されます。
システムは自動的にアナライザに接続されたネットワークアダプタを検索するためにPCの全てのネットワークアダプタをスキャンします。これはアナライザのIPアドレスや状態とは関係なく実施されます。
アナライザを発見したら、アプリケーションはPCと互換性のあるIPアドレスを選択し、このタブに全ての接続設定を表示します。
グリーンのチェックはイーサリンクが準備できていることを示します。赤いXは接続が確立されていないことを示します。
ユーザはSet Addressボタンを使ってPCとアナライザに提案されたIPアドレスを変更しても構いません。この場合、サブネットワークの互換性はアプリケーションにより考慮されません。
PCのIPアドレスはPCの接続プロパティでは見えません。NVGateを操作しているときだけネットワークアダプタで強制的に代替IPアドレスを使用します。
この新しいプロトコルはDHCP自動IPアドレス管理をサポートします。
ワンクリックアップデート
NVGateのアップデートはとても簡単にできます。全ての操作がNVGate Environmentアプリケーションのアップデートで行うことができます。
- ハードウェアアップデート
アナライザをイーサネットポートに接続し、電源をONしてハードウェアアップデートボタンをクリックしてください。
アップデートシーケンスが開始し、OROS 3シリーズアナライザは自動的にメインテナンスモードに切り替わり、フルアップデートが実行されます。
- キーの暗号化
- ドングルキーの暗号化はUSBやパラレルドングルにインストールキーを書き込みます。ドングルが挿入されていることを確認して、インストール中にコピーするキーを選択してください。
- ハードウェアの暗号化はアナライザにライセンスを書き込みます。アナライザが正しく接続されていることを確認して、インストール中にコピーするキーを選択してください。
- ドングルキーの暗号化はUSBやパラレルドングルにインストールキーを書き込みます。ドングルが挿入されていることを確認して、インストール中にコピーするキーを選択してください。
| 初回の起動 |
デフォルトユーザプロファイル
NVGateはユーザプロファイル管理機能を提供します。この特徴は主にアナライザとPCを共有して使用するユーザに役に立ちます。
NVGate Ver4.10ではインストール時にDefault Userというデフォルトのプロファイルを生成します。起動時にIDを要求しません。全てのユーザ設定はデフォルトユーザプロファイルに保存されます。
新しいユーザプロファイルを生成することも可能です。メニュー“ユーザ/新規”で生成し、“ユーザ/変更”で切り替えてください。
オフィスモードでのポスト解析
NVGateの操作モード(ハードウェアに接続かオフィスモード)に依存して、ユーザの目的が異なります。NVGate Ver4.10はオフィスモードでソフトウェアを起動する際に多くのユーザが利用するポスト解析に切り替わります。アナライザが接続された状態で起動した場合には、モードはオンラインになります。
メニュー“セットアップ/ポスト解析”から動作モードを手動で変更することも可能です。例えば、アナライザを使用せずに設定の準備やレポートを作成する際に便利です。
| Start’n Goパネル |
NVGate Ver4.10 Start’n Goは簡単なダイアログから予め設定されたアナライザ設定を選択できます。Start’n GoパネルはNVGateソフトウェア起動時に自動的に立ち上がります。
クイック設定タブ
最初のタブは“クイック”設定です。以下のダイアログに示すように3ステップで簡単に設定を作成できます。
このタブは予め設定した最大40個の設定から選択できます。“Go”ボタンを押すとOROSアナライザ設定が完了します。
アプリケーション設定タブ
次のタブはトラッキング解析やハンマリングなどのアプリケーション別の測定設定を用意します。設定はエクスプローラのツリーのようになっています。
アプリケーション別の設定を選択した後、ダブルクリックして“Go”ボタンを押してください。
プロジェクトタブ
最後のタブはプロジェクトの読み込みと新規生成を行います。プロジェクトはユーザ設定と測定を含みます。
リストのプロジェクトはダブルクリックで起動できます。最大4つまでの最近使ったプロジェクトがリストの先頭にあり、その下にプロジェクトベースの内容が列挙されます。
ユーザ設定
Start’n Goパネルで最後に使用されたタブは次回の起動時に開かれます。ユーザ設定でStart’n Goパネルをスキップすることもできます。
| セットアップウィザード |
概要
アナライザのセットアップステップがユーザをガイドする新しいツールバーに集められました。このツールバーは5つの大きなグループに分類されています。
ステップは各ダイアログにある“次へ/戻る”ボタンを使って移動できます。
利用可能なステップが表示されます。例えば、FFTステップは入力が接続されるまで利用することはできません。セットアップツールバーで対応するボタンをクリックして、直接呼び出すことも可能です。
ポスト解析
最初のセクションは記録された時間系列信号のポスト解析を行うために使用します。最初のボタンはポスト解析とオンラインモードを切り替え、次のボタンはプレーヤにファイルを読み込みます。
データ収集
入力や出力、トリガやキャリブレーションなどデータ収集に必要な設定を行います。
- 入力接続
- キャリブレーション
- プレーヤトラック接続
- 発振器設定
- タコメータ設定
- トリガ設定
解析
フィルタ、ウェイティングウィンドウやウォータフォールを含んだプラグインを設定します
- フィルタ
- FFT解析
- 次数比分析
- 1/Nオクターブ解析
- オーバオールアコースティックレベル
- レコーダ設定
- モニタ設定
- ウェイティングウィンドウ設定
- ウォータフォール接続と設定
表示&レポート
表示を管理します。表示やレポート生成に対して全ての設定を提供します。レポート生成ではテンプレート管理とトレース配置を行います。
- レイアウト、ウィンドウ、トレース追加/削除
- レポートテンプレート管理と編集
- レポート設定
保存&エクスポート
結果とデータエクスポートを管理するために使用されます。
- 保存設定、保存する結果の選択
- プロジェクト保存、現在の全ての設定をプロジェクトに保存
- 結果をTXT、UFF、Matlab、SDFへエクスポート
- 信号をTXT、UFF、Matlab、Wavへエクスポート
| メイン機能への直接アクセス |
プロジェクトマネージャ読み込み/保存ボタン
ワークスペースのプロジェクトマネージャタブの新しいボタンはデータ管理の主な機能へ直接アクセスできます。
- 結果保存ボタンはメジャーに現在の結果を保存します。
- プロジェクト保存は全ての現在の設定を保存します
- 読み込みは選択されたプロジェクトやメジャーを読み込みます
大きな入力LEDバー
入力LEDバーは信号の大きさを示します。このツールバーを見易くするために大きくすることができます。
ツールバーの大きさを選択するためにはLEDの上で右クリックしてください。ユーザ設定でサイズを変更することもできます。メニュー“ユーザ/ユーザ設定”の一般タブを参照してください。
設定グリッド
予め定義された設定(クイックとアプリケーション)ではグリッド設定が利用できます。これらのグリッドは現在の設定を直接変更できます。グリッドはメニュー“表示”から選択できます。
| メニュー |
NVGateは数百の機能とコンテキストメニューを持ちます。よりNVGateを効率的に使用するためにメイン機能を標準メニューに組み込みました。
ファイルメニュー
メニュー“ファイル”はプロジェクトマネージャタブに適用する項目が含まれています。
例のようにプロジェクトマネージャでプロジェクトが選択されると、このプロジェクトで利用できる内容がプロジェクトメニューに表示されます。
メニュー“ファイル”に2つの新しい項目を追加しました。
- 新規
新しい設定を構築するためにStart’n Goパネルを起動します。
- メジャーメントビュー
現在の測定設定(プロジェクトワークブック)と測定編集レイヤを切り替えます。このメニューは測定が編集されると利用可能になります。
ウィンドウメニュー
ウィンドウメニューはアクティブなウィンドウに対して可能なアクション(スケーリング、演算、表示形式)を持ちます。これらはこれまでウィンドウエリアからアクセスしていた項目です。
サブメニューの内容は対応するコンテキストメニューに相当します。
2つのレイアウトを切り替える新しいメニューが追加されました。このメニューはCtrl+スペースでもアクセスできます。
セットアップメニュー
このメニューはNVGateの以前のバージョンの接続メニューを置き換えています。これはセットアップウィザードに対応しています。各アイテムはツールバーのセクションに対応します。また、サブメニューはツールボタンに相当します。




