オーディオ(Audio(、ビデオ(Video)、タイミング(Timimg)、伝送(Transmit)関連製品をご紹介します。
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FAQ

AP2700シリーズ関連

ハードウェア



Q AP2700シリーズハードウェアの動作確認を行いたいのですが?
A

Audio Precision社から動作確認用のマクロS2 Family Performance Checkがリリースされております。
このマクロは初回納入時(2005年6月以降)に付属のCD-ROM・Tones & Testsに付属しています。



使用方法

  1. S2 Family Performance Checkフォルダ全体をPCのローカルディスクに保存する。
  2. AP2700コントロールソフトウェアのメニューからFile→Open→Macroを選択し、コピーしたフォルダ内のマクロファイルS2 Family Check.apbを開く。
  3. AP2700のメニューからMacro→Runを選択し、マクロを実行する。
  4. Continue Macroボタンを数回クリックすると、メインのダイアログが起動する。
  5. ダイアログ上で5桁のシリアルを入力後、OKボタンを押すと動作確認が実行される。
  6. 途中数回表示されるプロンプトの指示に従ってケーブル接続を行なう。
  7. 全ての測定実行後表示されるテキストファイルで、Pass/Failを確認する。


Q アナログ出力(BNC)コネクタから信号が出力されません?
A

AP2700シリーズハードウェアのアナログ出力回路には、出力トランスが組み込まれており、このトランスの後段の回路を切り替えることで、平衡出力(XLR)、不平衡出力(BNC)を切り替えています。
平衡出力(XLR)と不平衡出力(BNC)を同時に使用することは出来ません。
AP2700コントロールソフトウェアのAnalog GeneratorパネルのConfigurationフィールドにて、出力を切り替えてご使用ください。

アナログ出力回路 [アナログ出力回路]



Q 推奨校正期間を教えて下さい?
A

メーカ推奨校正期間は1年間です。
校正作業は東陽テクニカにて賜ります。



お問合わせ、お申し込みはキャリブレーションラボラトリからお願いします。



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アクセサリ



Q AUX-0025フィルタは他のフィルタと何が異なるのでしょうか?
A

AUX-0025は、これまでのAudio Precision社製の測定用フィルタと異なり、外付けのパッシブフィルタです。このフィルタは昨今普及が進んでいるスイッチングアンプ(D級アンプ)を正確に測定する目的で開発されました。



スイッチングアンプの出力には周波数とエネルギーが高く、高速なスルーレートを持つスイッチング周波数成分が含まれます。このような信号のスルーレートはアナライザ入力部のオーディオ用オペアンプのスルーレートリミットを越えており、アナライザ入力段に非直線性を誘発します。アナライザ入力段で非直線性が誘発されると、その後の測定結果は無効となります。
唯一の解決方法はAUX-0025でスイッチング周波数成分をアナライザ入力前に取り除くことです。



Q AUX-0025の入力インピーダンスを教えて下さい?
A AUX-0025の入力インピーダンスは複雑ですが、直列に接続された500Ωと10nF(10,000pF)のコンデンサーで正確にモデル化できます。
AUX-0025は信号パスの両端に2個のフィルタを含んでいますが、それぞれの500Ω、10nF(10,000pF)でモデル化できます。


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ソフトウェア



Q 必要なPCの仕様を知りたいのですが?
A AP2700シリーズ制御用PCには最低限以下の機能と能力をもつ必要があります。

  • オペレーションシステムとしてWindows 2000またはWindows XP
  • マイクロソフトのオペレーションシステムの動作に必要な最低限のプロセッサ、メモリ
  • 最低300MBのハードディスク空き容量
  • CD-ROMドライブ
  • APIBインターフェースカードを取り付けるためのPCIまたはPCMCIAの空きスロット
  • 少なくともVGAを備えた、カラーモニタおよびビデオカード。
    ビデオ解像度は1024×768を推奨します。


Q インターフェースカードのドライバが正常にインストールされないのですが?
A 多くの場合、AP2700コントロールソフトウェアをPCにインストール後、インターフェースカードをPCに挿入するだけで、カードは自動認識されます。
カードが自動認識されない場合、Windowsコントロールパネルのハードウェアの追加と削除ウィザードにてAPIBインターフェースカードを選択、直接ドライバをインストールして下さい。
ドライバは以下のパスに保存されています。
 C:\WINDOWS \SYSTEM32\DRIVERS(Windows XPの場合)
 C: \WINNT \SYSTEM32\DRIVERS(Windows 2000の場合)


Q AP2700コントロールソフトウェアは旧ソフトウェアAPWINと互換性があるのですか?
A AP2700はAPWINの上位互換ソフトウェアとなっております。
APWINで作成した拡張子.at2、.at2cのテストファイルをAP2700で開く事が出来ます。
しかしAP2700で作成したテストファイルをAPWINで開く事は出来ません。


Q AP2700コントロールソフトウェア起動時にエラーメッセージが表示されるのですが?
A

AP2700 コントロールソフトウェア起動時、まれに下図のようなエラーメッセージが表示されることがあります。AP2700ハードウェア内部のEEPROMのデータに不良が発生した場合にこのエラーが表示されます。このEEPROMにはハードウェアに搭載された内部基板の種別、シリアル情報等が保存されており、起動時コントロールソフトウェアはこの情報を参照し、機種識別を行います。
このエラーが表示された場合EEPROMの再書き込みを行う必要があります。
再書き込みにはエラー画面で要求されておりますrecovery fileが必要です。



audio@toyo.co.jpに以下の情報をご連絡下さい。ファイルをお送りいたします。
 ・ご使用中のAP2700ハードウェアのシリアルナンバー
 ・recovery file名



エラー画面 [エラー画面]
コントロールソフトウェアを2重起動した場合、このエラーが発生する可能性があります。
2重起動を行わないよう、ご注意願います。



Q 特定の操作を行なうとソフトウェアが終了してしまうのですが?
A

コントロールソフトウェアAP2700 v3.00では、下記の操作を行なうとソフトウェアが終了するバグがありました。このバグはv3.10以降で修正されていますので、ソフトウェアバージョンをアップグレードして下さい。



v3.00で発生するバグ
メニューからFile → Export→Graphicsの順に選択し、wmf形式でグラフイメージを保存するとソフトウェアが強制終了。



Q Add in ソフトウェアとは何ですか?
A

AP2700ユーザー・インターフェースに組み込むことの出来る、付加的なソフトウェアです。AP2700 v3.21以降で使用出来、以下の機能を追加可能です。



  • User Preferences:
    AP2700の各パネル上のフィールド初期設定をユーザーが任意の箇所で変更出来ます。この機能が有効の際、テストファイルをロードすると、ロード直後にユーザー設定が参照され、指定したフィールドの設定が自動的に切り替わります。
  • Import / Export .wav Files:
    FFT分析実行時、アナライザ内部のバッファに収集されたサンプリングデータをWindowsの.wavファイル形式でエクスポートし、保存が可能です。また逆にWindowsの.wavファイルのデータをアナライザ内部のバッファにインポートしてFFT分析することも可能です。 ※AP2700シリーズのバッファサイズは最大4Mサンプル分です。
  • Document Test Settings:
    AP2700上の全ての制御パネルの設定情報をASCII textファイルで取り出します。GPIBバージョンのアナライザをご利用の方がプログラミングを行う際に有効です。
  • Delete Traces:
    複数のデータ(トレース)が重ね書されたグラフから、不必要なデータのみ削除出来ます。




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アプリケーション - アナログ測定関連



Q 最大入力電圧の仕様を教えて下さい?
A

230Vpk、160VRMS(DC-20kHz)です。
通常AP2700シリーズハードウェアのAnalog InputはACカップリングとなっており、内部回路はDC電圧から保護されています。
Analog AnalyzerパネルのDCチェックボックスにチェックを入れることで、DCカップリングに変更出来ます。DCカップリング使用時は、過大入力にご注意下さい。



DCチェックボックス [DCチェックボックス]



Q AP2700コントロールソフトウェアでTHD+N Amplと THD+N Ratioを選択出来ますが、違いは何ですか?
A

測定値の表示方法が異なります。
AP2700コントロールソフトウェアのAnalog AnalyzerパネルのFunctionフィールトにて “THD+N Ampl”を選択した場合、FunctionメータはAP2700ハードウェアに入力した信号のTHD+N成分の振幅のRMS値が“V”等の絶対単位で表示されます。
これに対して“THD+N Ratio”が選択された場合、Readingメータには、THD+N成分のRMS値/主信号を含む入力信号全体のRMS値(Levelメータでの測定値)が“%”等の相対単位で表示されます。



Q THD+Nの測定値が不安定、または測定値が-999dBとなるのですが?
A

測定信号にオーディオ帯域外ノイズが含まれている可能性があります。
オーディオ帯域外ノイズを含む信号を測定する場合、プレフィルタ(S-AES17フィルタ)が必要です。



このフィルタについて詳細は弊社発行資料:AES17ローパスフィルタについてを参照願います。





Q THD+Nの測定にSAES17フィルタが必要と聞きましたが何故ですか?
A

ΔΣ型D/Aコンバータの出力信号のように、オーディオ帯域外にノイズを発生するデバイスを測定する場合、プレフィルタ(SAES17フィルタローパスフィルタ)が必要です。
オーディオ帯域外ノイズを含む信号をプレフィルタ無しで測定した場合、オーディオアナライザ内部の各メータが帯域外ノイズの影響を受け、測定値に誤差が含まれる可能性があります。



このフィルタについて詳細は弊社発行資料:AES17ローパスフィルタについてを参照願います。





Q RMSディテクタとAverageディテクタの違いは何ですか?
A

昨今RMS AC電圧測定は、ほとんどの場合真の実効値型の電圧計(RMSディテクタ)を使用して測定が行われています。
しかし、Audio Precision社製オーディオアナライザSYSTEM TWOシリーズにはRMSディテクタのほかに平均値応答型の電圧計(アベレージ・ディテクタ)も搭載されています。



1980年以前はAC電圧測定には回路構成が簡単なアベレージ・ディテクタが使用されていました。これらのアベレージ・ディテクタは正弦波入力時の出力がRMS値に換算されるよう校正されていました。
“真の”RMS AC電圧測定は、1980年以降RMS-DCコンバータICの出現で実現しました。
AD536、AD637は現在でもなお一般的です。以降RMS AC電圧測定はこのタイプのディテクタを使用して行うのが主流となっています。
Audio Precision社のSystem Twoシリーズハードウェアには、伝統的なアベレージ・ディテクタとRMS-DCコンバータICを利用したRMSディテクタの両方が搭載されています。
アベレージ・ディテクタが搭載された主な目的は伝統的な測定方法で測定値を比較するためです。



※アベレージ・ディテクタはサイン波を測定することが前提となっており、他の波形を測定した場合誤差が生じます。



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アプリケーション - グラフ作成関連



Q あらかじめ指定した測定ポイントで測定を行ないたいのですが?
A

テーブルスイープ機能を使用して測定を行って下さい。



コントロールソフトウェアAP2700には、ユーザーが指定した測定ポイントでスイープを行う機能(テーブルスイープ機能)があります。この機能を使用する為には、測定ポイントが記されたSweep Tableファイル(拡張子.ads)が必要です。
例として周波数特性の測定用のSweep Tableファイルの作成方法、設定方法を紹介します。



作業手順

  1. 必要な測定条件のテストファイルを作成し1度スイープを行う。
    Sweepパネルを開きSource1にGen.Freqが選択されているのを確認した後、キーボードのF9キーを押して下さい。
     
  2. Data Editorパネルで値を編集する。
    AP2700のメニューからPanels→Data Editorを選択してData Editorパネルを開き周波数のデータを変更して下さい。
    Data Editorに表示されている周波数、振幅などのデータはカーソルを合わせマウスの右クリックを左クリックした後、キーボードで数値を入力すれば変更出来ます。
    測定ポイントが多い場合はSweepパネルのStepsフィールドで測定ポイント数を変更した後再度スイープを行ってください。
     
    Data Editor パネル [Data Editor パネル]
     
  3. 編集した内容をSweep Tableファイル(拡張子.ads)として保存する
    AP2700のメニューの中からFile→Save As →Sweep Tablesを実行するとData Editorで編集した測定ポイントのデータをSweep Tableファイル(.ads)として保存出来ます。
     
  4. SweepパネルのTable Sweep…ボタンをクリックし、Sweep Tableファイルをロードする。
    Sweepパネル上のTable SweepボタンをクリックするとTable Sweepダイアログが表示されます。フィールドFileで作成したSweep Tableファイルを指定して下さい。
     
    Table Sweep…ボタン [Table Sweep…ボタン]
     
  5. 再度Sweepを実行する。
    以降Table Sweepファイルで指定した測定ポイントでスイープが出来ます。




Q グラフ上にリミットラインを設定して測定を行ないたいのですが?
A

Limitファイル(拡張子.adl)を作成し、コントロールソフトウェアにロードすれば、グラフ上にリミットラインを設ける事が出来ます。
例として周波数特性の測定用のLimitファイルの作成方法、設定方法を紹介します。



作業手順

  1. 必要な測定条件のテストファイルを作成し1度スイープを行う。
    Sweepパネルを開きSource1にGen.Freqが選択されているのを確認した後、キーボードのF9キーを押して下さい。
     
  2. Data Editorパネルで値を編集する。(リミットラインのグラフを作成する)
    AP2700のメニューからPanels→Data Editorを選択してData Editorパネルを開き周波数、レベルのデータを変更して下さい。
    Data Editorに表示されている周波数、振幅などのデータはカーソルを合わせマウスの右クリックを左クリックした後、キーボードで数値を入力すれば変更出来ます。
    測定ポイントが多い場合はSweepパネルのStepsフィールドで測定ポイント数を変更した後再度スイープを行ってください。
     
    Data Editor パネル [Data Editor パネル]
     
  3. 編集した内容をLimitファイル(拡張子.ads)として保存する
    AP2700のメニューの中からFile→Save As→Limit Dataを選択するとData Editorで編集したグラフのデータをLimitファイル(.adl)として保存出来ます。
     
  4. SweepパネルのLimits…ボタンをクリックし、Limitファイルをロードする。
    Sweepパネル上のLimit…ボタンをクリックするとLimitsダイアログが表示されます。ダイアログ上のFileフィールドでLimitファイルをロードして下さい。
    Limitファイルがロードされるとグラフ上に赤色のLimitラインが表示されます。
     
    Limits…ボタン [Limits…ボタン]
     
  5. 再度Sweepを実行する。
    以降行った測定はリミットと比較され、リミットから外れたデータはData Editor内に赤字で記録されます。


Q 測定データを横軸としたグラフを作成したいのですが?(Ex. THD+N vs Wのグラフの作成)
A

SweepパネルのX-Y Data On Xチェックボックスを使用して下さい。



制御ソフトウェアAP2700の設定方法

AP2700 では、SweepパネルのX-Y Data On Xチェックボックスにチェックを入れると、スイープ結果のグラフのX軸をデータパラメータ2(スイープパネルのData2で行われる測定)、Y軸をデータパラメータ1(スイープパネルのData1で行われる測定)としたグラフを作成出来ます。
アンプのTHD+N vs POWER OUTの測定を行う場合、AP2700シリーズハードウェアのアナログジェネレータ出力の振幅をスイープし、データパラメータ1でAnlr.THD+N Ratioの測定、データパラメータ2でアンプの出力(W)の測定を行ないます。
データパラメータ2でアンプの出力(W)の測定を行う場合は、測定ファンクションをAnlr.Level Aに設定し、測定単位をWに設定してください。
測定単位をWにするとAP2700はレベルメータで測定された電圧をV、アナログアナライザパネルのリファレンスフィールドで設定したWattsの値をRとして電力の計算(V2/R)を行い、計算結果をWattsで表示します。
測定単位Wを使用する場合、必ずリファレンスの設定を行って下さい。



詳細な設定に関しては以下の設定例をご参照ください。



Sweep

Analog Analyzer



Q 外部再生信号(テストディスク)を使用して測定を行い、グラフを作成したいのですが?
A

外部再生信号を使用してオープンループで測定を行う(外部スイープを行う)場合、クローズループでの測定と比べて測定方法は複雑になります。
弊社作成資料(外部スイープ測定について)をダウンロードして、この手順に従って測定を行って下さい。





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アプリケーション - FFT関連



Q 測定帯域を広げたいのですが?
A

サンプリングレートの高いA/Dコンバータを使用して下さい。
AP2700シリーズハードウェアでFFTの分析可能な周波数帯域は、使用したA/Dコンバータのサンプリングレートの半分の周波数です(ナイキストの定理により)。したがってサンプリングレートの高いA/Dコンバータを使用すれば測定帯域が広がります。
AP2700シリーズハードウェアで最も高いサンプリングレートのA/Dコンバータは、HiBW A/D@262144です。(@以降の数字はサンプリング周波数を示します)
このA/Dコンバータを使用すれば約130kHzまでFFT分析できます。
AP2700のDigital AnalyzerパネルのInputフィールドで設定を変更して下さい。

A/Dコンバータの選択 [A/Dコンバータの選択]



AP2700には大きく分けてHiRes A/D(高分解能)とHiBW A/D(広帯域)の2種類のA/Dコンバータが搭載されています。HiRes A/Dは24ビット、HiBW A/Dは16ビットのA/Dコンバータです。
オーディオ帯域(20kHz以下)のFFT分析にはHiRes A/D(高分解能)をご利用下さい。


Q FFTの周波数分解能を上げたいのですが?
A

FFT分析を行った際の、FFTのビン幅は次の式で計算出来ます。
ビン幅 = A/Dコンバータのサンプリングレート/FFT長



したがってA/Dコンバータのサンプリングレートを低く、FFT長を大きくすれば、ビン幅を小さく出来、周波数分解能が上がります。
AP2700コントロールソフトウェアのDigital AnalyzerパネルのInputフィールドでA/Dコンバータのサンプリングレートを、FFTフィールドでFFT長を変更して下さい。

Digital Analyzerパネル [Digital Analyzerパネル]



Q 長時間データをサンプリングしたいのですが?
A

AP2700シリーズハードウェアは最大4Mサンプルのデータを取得できます。 
AP2700コントロールソフトウェアのDigital AnalyzerパネルのAcquireフィールドで設定を変変更して下さい。
Acquireフィールドのデフォルト設定はTrack FFTです。この場合AP2700はFFT分析に必要な最低限のサンプル数(FFT長と同数)のみデータを取得します。

Acquireフィールド [Acquireフィールド]



AP2700はFFT長よりも多くのサンプリングデータを取得できます。
しかしFFT分析に使用されるサンプル数(FFT長)は、最大で32768サンプルです。
取得したサンプリングデータのどの部分をFFT分析に使用するかは、FFT Start Timeフィールドで決定されます。例えばこのフィールドを1.000secとした場合、AP2700はトリガポイントから1.000secのサンプルを開始としたFFT分析を行います。


Q 長時間サンプリングしたデータを詳細に分析するため、再演算を行ないたいのですが?
A

キーボードのF6キーを押して下さい。
FFTバッファ内のデータを残した状態で、測定条件のみを変更し再演算を行えます。




Q Windows wavファイルの分析を行いたいのですが?
A

AP2700 v3.21以降のソフトウェアにAdd inソフトウェアを追加すると、Windows wavファイルのデータをAP2700ハードウェア内部のバッファに取り込むことが出来ます。
メニューから File →import → WAV Fileを選択後、キーボードのF6キーを押しバッファに取り込んだデータを、FFT分析という手順になります。



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アプリケーション - ジッタ測定関連



Q AES3またはIEC60958-3で規定されているレシーバジッタ許容値の測定を行いたいのですが?
A

AP2700シリーズから出力したデジタルインターフェースをレシーバに入力し、各テスト周波数においてレシーバでエラーが検出されるまでジッタのレベルを増加させ測定を行います。
エラーが発生する前の最大レベルがその周波数におけるジッタ許容値です。
テスト周波数については規格書に掲載されているジッタ許容値のテンプレートを参照し決定してください。



なおAP2700のジッタメータの校正は、片ピーク校正となっております。これに対してReceiver jitter toleranceのジッタ量はピークトゥピークで規定されています。
従って測定を行う際はAP2700のメータの値を2倍に計算する必要があります。



[AP2700設定例]AP2700設定例

これらの測定はアプリケーションノート・デジタルオーディオの測定技術でも詳細に解説されていますので参照下さい。





Q AES3またはIEC60958-3で規定されているレシーバの最小信号レベルの測定を行ないたいのですが?
A

最小入力信号レベルは、アイダイアグラムに関連して規定されています。レシーバが正常にデコード可能であるべき最小信号は、アイパターンの開口部が 200mV × 0.5UIの信号として規定されています。SYS-2522Aから出力したアイサイズが200mV × 0.5UIの信号をレシーバに入力し、レシーバが正確にデコードできるかどうか測定します。



測定方法

アイサイズが200mV × 0.5UIの信号をSYS-2522Aから出力する為には、以下のいずれかの方法でAP2700シリーズの出力信号を劣化させる必要が有ります。



  • 立ち上がり立下り時間を長くする
  • 信号にノイズとジッタを負荷する


また、アイパターンの測定はDSPプログラムINTERVUを使用して出来ます。
AP2700シリーズのデジタル入出力をケーブルで直結し、アイパターンの測定を行い、アイサイズが200mV × 0.5UIの信号がAP2700シリーズから出力されていることを確認した後、レシーバの評価を行って下さい。

[AP2700設定例]AP2700設定例



これらの測定はアプリケーションノート・デジタルオーディオの測定技術でも詳細に解説されていますので参照下さい。





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アプリケーション - Dolby測定関連



Q Dolbyオートテストが動作しません?
A

詳細はDolby社にお問い合わせ下さい。



最新版のコントロールソフトウェアAP2700で同様の測定を行えるよう、Audio Precision社はTech note 103 Dolby Digital DVD Certification Testsをリリースしました。
Tech note 103を参照下さい。(Dolby社公認ではありません)





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アプリケーション - その他



Q DUTのディレイを測定したいのですが?
A

SYS-2722AのFFTスペクトラムアナライザ(オシロスコープモード)とインパルス信号を組み合わせて測定することで、測定出来ます。
A-D、A-A、D-A、D-Dの各入出力に対応したファイルを用意致しました。必要なテストファイルとインパルス波形ファイルをダウンロードしてご利用下さい。



テストの内容について

このテストでは、SYS-2722AのFFTスペクトラムアナライザ(オシロスコープモード)とインパルス信号を組み合わせて測定を行います。このテストの特徴としてAnalog、Digital双方のジェネレータでArb Wfm(任意波形)出力機能を使用している事が挙げられます。
Arb Wfm出力機能とは、あらかじめ用意した波形ファイル(デジタルデータ)を繰り返し再生し出力する機能です。AnalogジェネレータからはD/A変換後の信号が出力されます。ここではインパルス信号が保存された波形ファイルを使用しAnalog、Digitalの両ドメインで同じファイルを再生します。
そしてSYS-2722Aのジェネレータイのインパルス信号の立ち上がりにトリガをかけ、波形観測を行います。SYS-2722A本体内部のDAC、 ADCで発生するディレイ時間については制御ソフトAP2700で補正されます(SYS-2722Aのジェネレータ出力波形の立ち上がりがFFTのグラフ上でほぼ0secとなります)。被測定物を通した信号波形の立ち上がり時間をグラフ上で確認することで、被測定物で発生したディレイが分かります。
詳細なAP2700の設定はテストファイルをダウンロード後ご確認下さい。
(入出力コネクタの設定、ステータスビットの設定等は被測定物に併せて変更して下さい)

注意点

SYS-2722A内部のDAC、ADCで発生するディレイ時間の補正は、SYS-2722A内部のHi-Res convertersを使用した場合のみ有効に機能します。
Digital AnalyzerパネルのInputフィールドのコンバータの設定は変更しないで下さい。
必要な波形ファイル1SampleImpulse16k.agmは、テストファイルを開くと自動的にSYS-2722Aにロードされます。この波形ファイルは、テストファイルと同じフォルダに保存して下さい。またこの機能はAP2700、SYS-2722Aの組み合わせでのみサポートされています。





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